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小辺路(こへち)を歩く【3】


熊野参詣道であり昭和の中頃まで生活道として人々が行き来した小辺路。 高野山から歩いて3日目は、十津川村の谷から谷へ、大きな峠を1つ越える1日です。 「家人を通じて、その土地を体感できる」という農家民宿(民泊)の良さ。あらためて、それを感じさせていただいた「農家民宿山本」さんに、峠への登り口となる吊り橋のたもとまで送っていただきました。

ここから、標高1,000mちょっとの三浦峠の稜線まで一気に登ります。

小辺路はどの峠も、必ず登り口に民家があり、その軒先やお庭を通ることになります。

思うに、歩荷や強力(ごうりき)、先達などを生業とした人たちが居を構えた名残であったり、 茶屋や旅籠であった名残なのでは。。。

路傍には、ところどころ丁石も残っています。

森の中の細道を登って登って。三浦口の集落が眼下に小さく。対面には昨日越えてきた伯母子峠が見えます。だいぶ登ってきました。もう少し登ると、三浦峠です。 この日も峠周辺は黄紅葉が盛りでした。 峠を越えると、また一気に谷あいの集落まで下りていく長い道のりです。


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