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小辺路(こへち)を歩く【4】


高野山を出発して小辺路を歩いて4日目。最後の峠を越えて、熊野へ至る日を迎えました。 十津川温泉の宿から、まずは峠への登り口へ。 この日越える峠の名前は「果無(はてなし)峠」。果無…って。何ともロマンと厳しさの両方を持ち合わせた地名ですね。

いきなり急登の苔むした石段が続きますが、尾根上にたどり着くと、そこは天空の集落とも称される果無集落。集落のど真ん中、民家のお庭や軒先を古道が通っています。

こんな↑です。山から引いた水で鯉を飼っていらっしゃいます。ちょっと狭いそうで、太り気味な鯉さんでしたが(笑)。

果無集落から先は、熊野側まで集落はなく、峠越えの山道が続きます。 天水田跡や茶屋跡、観音堂、路傍の苔むしたお地蔵さんなど、古道ならではの 雰囲気が楽しめる峠道でした。結構キツイ登りが続きますが…。 標高1,000mちょっとの果無峠を越え、しばらく歩き続けると、

ついに!4日目にしてようやく、熊野の地が見える場所までやって来ました。 やっぱり、ちょっと感慨深いものがありますね。 (この後、本宮大社まではまだ3時間くらいかかりますけれど。)


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