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小辺路(こへち)を歩く【2】


高野山から熊野本宮までの小辺路。 2日目は野迫川(のせがわ)村の谷あいの集落「大股」から、 ルート上では最も高い標高の「伯母子(おばこ)峠」を越えて、十津川村の「三浦口」まで歩きました。 雨は明け方には止み、北北西の風とともに寒気が一気に入りました。まさに初冬の雰囲気。 前日の暖かい雨仕様から、軽めの冬装備に換えて、峠越えに出発です。 谷あいから植林地を一気に登り詰めて稜線に出ると、身を切る風に寒さは増しますが、終盤を迎えた紅黄葉が迎えてくれました。足元はこんな感じの絨毯。

伯母子峠からはこれから向かう、十津川の山々と谷が一望。…でも、峠は寒かった! これから一度、深い谷を下りて、明日、三浦峠を越えて行きます。その山稜が対面に見えています。

伯母子峠から先は、少しずつ、石垣や石畳、茶屋跡…等々、この径(みち)を人々が行き交っていた頃の名残が増えてきます。

そうして、ようやく十津川村の1つの谷に下りて来ました。 数年前の豪雨によって川の様子が随分変わってしまったようです。河原の堆積土砂の真新しさがそれを物語っています。

画像は三田谷の赤橋。ここから谷筋の道を3kmほど歩いて、この日お世話になる農家民宿へ。 途中、ニホンザルもちらほら見かけました。                           Discover Walks 亀津


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