銀の道を歩いて~最終日、大森の街並み~

February 4, 2019

鉱山町として栄えた大森地区。今は約400人の方々が暮らす静かで落ち着いた町。

 

かつては幕府直轄の柵内を管理する代官所が置かれた地。地元採用のお役人(下級武士)の屋敷はもちろんですが、鉱山労働者のみならず商いや荷役で訪れる多くの人々を相手にする商業集積、物流集積も進んだため、商家と武家屋敷、大きな社寺が混在する特有の文化的景観となっています。

 重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に指定されていますが、テーマパークのような観光見世物ではなく、今も地元の方々が暮らしている家々です。

重伝建指定では自分の持ち家であっても、外観のみならず様々な制約があるので、統一された街並みの景観を保っていくことはなかなか大変なこと。大森で暮らす皆さんのコンセンサスとご苦労があって、はじめて成り立っていることを訪れる旅人も忘れてはいけないと感じます。

 多雪地帯ではありませんが、それでも石州瓦の屋根には落雪防止の工夫が見られます。

 郵便受けやエアコン室外機、電気メーター等のカバーなど、随所に景観への配慮が個々のお宅でなれています。ちょうど、小正月後の時季でしたので、軒先のしつらえにも季節感が。

 大森の雰囲気、町の在り様(ありよう)には、永年の銀山の経緯が創り出し今に伝わるモノ・コトももちろん紡がれています。

ですが、それ以上に、夕食・朝食でお世話になった「まぶの家」のご主人のお話からも感じられましたが、この地の皆さんが、いかにご自分たちの暮らしとその在り様を大切に想っていらっしゃるか。どんな暮らしを次の世代、さらにその先の世代へと引き継いでいきたいのか。…という想いが町の雰囲気や在り様にしっかりと現れています。

 

最後に、大森の皆さんが掲げる「住民憲章」をご紹介して、この旅を終えることにいたします。

 

Discover Walks ~日本の里山里海を歩く~

代表 亀津淳司

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