小辺路(こへち)を歩く【6】

November 29, 2016

高野山から熊野本宮までの小辺路は、楽しみながら古道を歩く現代の旅人としては道中3泊4日が最適です。(小辺路が現役の交通路だった頃は、2泊くらいで歩いたと思われます。)
十津川温泉を除く、谷あいの小さな集落は観光地ではないので泊まることが出来る宿はほんの2~3軒です。歩く時は、必ず確実に予約を済ませてから旅へ出ましょう。

★野迫川村大股(高野山から1泊目)
「民宿かわらび荘」さん

渓流沿いの1軒宿。食堂もされています。もともとは渓流釣りの方や工事・商用の関係の方々がメインだったそうです。雨に打たれての到着でしたが、快くお風呂をすぐに用意して下さいました。
お婆さんや小中学生のお子さんも含め、ご家族の顔が見える家庭的でほのぼのした民宿でした。

★十津川村三浦口(高野山から2泊目)
「農家民宿山本」さん

 三浦口は民宿が休業中(豪雨災害の復旧工事で本業の建設業が多忙のため。)ですので、
隣接集落にある「農家民宿」の2軒のうち、どちらかにお世話になることになります。
今回お世話になったのは、三浦口から30分ほど歩いた集落にある「農家民宿山本」さん。
農家民宿は、いわゆる「農山漁村体験民泊(みんぱく)」です。最近話題の都市型の民泊とは異なります。
イメージとしては「田舎の親戚の家に泊まる」ような雰囲気、と思っていただければ。
元気なお母さんの地元話が色々お聞きできました。民泊ならでは、ですね。
二ホンミツバチの自家製蜂蜜やお庭の摘み草天ぷら、鹿肉のフライ、釜炊きのご飯等々、とても健康的で見た目も美しいご馳走をいただきました。

★十津川温泉(高野山から3泊目)
「民宿松乃家」さん

 

内湯民宿です。雰囲気は商用宿ですが湯量豊富な源泉かけ流し。疲れを癒すには最高です。
十津川温泉も含め、紀伊半島中部の温泉(湯の峰、川湯等も)は、周囲に活火山は皆無なのですが、地下に高温の熱源が存在しているため、源泉温度が高くなっています。高すぎて、山水等の加水が要るくらいです。

★熊野本宮(高野山から4泊目)
「旅人の宿蒼空げすとはうす」さん

 「げすとはうす」という名称ですが、最近急増してきたドミトリースタイルの賑やかなゲストハウスではありません。B&Bスタイルの個室宿です。縁側のある和室が4つしかない、小さなお宿。ご夫妻でやっていらっしゃいます。周囲の環境も客層も含めて、大変静かで落ち着いた時間を過ごせる宿でした。
朝食はヘルシーで美味しい洋食。海外からの方もよくお泊りのようです。いつか熊野を再訪する機会があれば、またお世話になりたいと思っています。

★おまけ
湯の峰温泉

熊野本宮から古道「大日越え」を歩くか、路線バスで15分くらい登ったところにある温泉。
古来、ここで水垢離ならぬ湯垢離(まあ、禊ですね。)をしてから本宮に参る、そういった場所です。
お湯が流れる川の両岸に旅籠を思わせる宿が数軒並ぶ、とても情緒ある温泉です。

今回で小辺路(こへち)のお話は終わりです。
またいつか歩きたい径の1つ、になりました。

        
 


 


 

 

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