小辺路(こへち)を歩く【1】

November 13, 2016

11/7~12で、紀伊半島の山あいを結ぶ古道を歩いてきました。世界遺産として有名な熊野古道ですが、今回歩いた小辺路は、いわゆる「駆け足観光」とは無縁のマイナーな径(みち)です。
 ※「熊野古道」は通称。正式には「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録名。参詣道はいくつかあり、
  小辺路はその一つ、です。私には「文化的景観」であることの意義の方が重い、ですね。
駆け足観光とは無縁=お気軽なバスツアーが組めない、と言うこと。
なぜ?…それは、かなりハードな峠越えの歩き旅でしか訪ねることが出来ないから、です。
また、各地の山岳でよく見かける「登山ツアー」とも親和性が有りません。
なぜ?…それは、山岳としては標高が低く、大自然が広がるのでもなく、峠は越えても登頂ではないから。

そんな地味(失礼!)な径ですが、かつては生活や生業の道として、多くの人々が行き交ったもの。
だからこそ、過去から現在までに至る人の活動の痕跡が色濃く残されています。
歴史は人の営みが連綿と刻まれて形づくられるもの。人の営みは、その地の自然の有り様と深く結びついています。…それが見えてくる径。小辺路はそんな径でした。

高野山から熊野本宮まで約70㎞を4日間で歩きとおす旅です。
初日のお天気は下り坂。高野山から歩き始める頃にはポツポツと時折、雨が。
まずは、紅葉が始まった壇上伽藍の根本大塔で「今から熊野まで行って参ります。」と道中安全を拝んでからスタート。

 この日は、薄峠と水ヶ峰の2つの峠を越えて、野迫川村の谷あいの集落「大股」まで約18㎞歩きました。
途中からは本格的な雨となり、ゴアテックスのレインウェアでも最終的にはかなり濡れてしまいました。
一部、国道や舗装林道を本降りの雨中を歩く際はさすがに辛かったですが、雨に濡れた森や里はそれなりに楽しみながら歩きました。
…カメラはさすがに取り出せず、画像はほとんど撮れず、でしたが。

 

 道中にあった古い道標。かすかに、「是より くまの本宮 十七里」と読めます。

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