エルニーニョのためか、西部太平洋(フィリピン東方海上)では対流活動が不活発な傾向が続いています。加えて、インド洋起源のモンスーンもまだ弱め。日本列島に雨の季節をもたらす収束帯もイマイチ微妙な状況が続いています。さらには、極東ロシアのアムール川上空に居座る強力な寒冷渦。それらを原因とする強風や降雨、振幅の大きな気温変化等、2019年5月中旬は、激しい気象が続いています。
さて、秋以降にスタートする北九州近郊での「Experience Walk(エクスペリエンスウォーク)」。
通い慣れた地元エリアとはいえ、あらためて現地調査や下見を重ねています。少しずつ、ガイドプログラムのイメージ&デザインがカタチになりつつある状況です。
★芦屋潮風ショートブレイク
遠賀川河口の湊町「芦屋」の文化的景観や歴史、海辺の自然を地形や地質を絡めながら 紐解いていく半日ガイドウォーク。主に土・日の催行です。
★平尾台エクスペリエンス
小倉駅発着の1日ガイドウォーク。カルスト特有の景観や人の暮らしの今昔、四季折々のトピックス
をハイキングの道すがら紐解いていきます。ローカル線やオンデマンドの地域交通も利用します。
催行は…(何と、平日。ふつう週末だろう!とツッコみが入りそうですが。笑)、主に、水・木・金
の予定。自然を入口にして「農文化的景観」や「地域」に焦点を。一般的なイメージの「平尾台の
ハイキング」とはちょっと?、もとい、かなり!違うプログラムデザインです。ご期待下さい。
★響灘、海ゴミの物語
海のゴミって何がどうマズイの?――海辺の現実のみならず、廃棄物リサイクルの現場も訪問。
日頃は気が付きにくい要素や私たちの課題にふれる1日。SDGsの複数のターゲットにリンクす
るプログラムです。参加費の半額は、海ゴミ問題を発信・啓発するNGOに寄付いたします。
催行は、とっても(笑)「寒い」冬~春3月。岩屋や芦屋の海辺です。
北部九州ではこの頃が最もこの問題を体感しやすいから、です。
参加費は@¥4,000程度を考えています。その半額¥2,000程度をNGOに寄付します。
数年先には「特別編(番外編)」として、この問題がさらに顕著な外海の小規模離島の現場にも
お連れして、島で取り組む若者達と協働ワークショップを…と思っています。
もう少しカタチになりましたら、はっきりとご案内いたします。秋には3つのプログラム各々でモニターツアーを行い、皆さまからのご意見をいただきます。
Discover Walks ~日本の里山里海を歩く~
代表 亀津淳司
Discover Walks is a member of Japan Alliance of Responsible Travel Agencies(JARTA).
JARTA members believe that the responsible travelers and travel agencies always come first - and that means exceptional tourism products and exceptional services.