11/1~5の5日間、島原半島にお邪魔してきました。
Discover Walksが会員として所属する団体、NPO法人日本エコツーリズムセンターが地元と共催するフォーラムに参加するためです。
●グローバル・サスティナブル・ツーリズム協議会(GSTC)が設定する国際基準を学ぶトレーニングの2日間
●エクスカーションの1日
●フォーラムの2日間
…の全5日間、通しで参加させていただきました。
国際基準は「産業用(例:ホテルや弊社のようなガイド事業者等々)」と「地域用」の2種類が有ります。 砂丘の砂粒のような零細事業者である弊社としては、産業用の指標を全てクリアすることは大変高いハードルですが、現に出来ているものもあり、少しずつ取り組んで参ります。 SDGs(Sustainable Development Goals)を強く意識している身だからこそ、事業者としても認証取得を目指します。(かなり長く、遠い道ですが…。頑張ります。)
私個人的には「地域としての認証」に、より大きな興味が有りますので、地域用の指標を
今後さらに読み込んでいきたいところです。
ある地域内の衣食住や生活消費、様々な生産活動、一般的な観光の実情を踏まえると、この国では、市町村単位やより広域なエリアでの認証は難しいと思っています。
自然では例えば「〇〇湿地」「〇〇の森」といった単一の保護保全&利活用エリア、里や街場では例えば「ある集落」や「ある街区」といった単一・狭いエリアであれば可能性があるかな…と。いつの日か、弊社がどこかの小さな地域に居を移した時に挑戦できるよう、今から学びを深めて参ります。亀の歩みくらいの歩幅ですけれど…。 トレーニングやエクスカーション、フォーラムの間には、時間を作って、色々と歩いてみました。地域の様子の一端は、歩いたり、ローカルな乗り物に乗ったり、小さな宿や食堂でお世話になったり…で実際に見聞きしてこそ、体感できるから。
今回もその想いを強くした旅となりました。
地域の皆さま、エコツーリズムセンターの皆さま、大変お世話になりました。
心より御礼を申し上げます。
Discover Walks 亀津