- Discover Walks
国際基準での評価を得るために
12/20-21の2日間、ツアーオペレーター(地域で旅のコーディネイトをする事業者)としての国際基準を学ぶ研修会に参加しました。
弊社Discover Walksが発起会員の1社となっている協業体「JARTA(責任ある旅行会社アライアンス/Japan Alliance of Responsible Travel Agencies)」が国際的な認証団体「Travelife」とパートナー関係を結んだことにより、日本初開催の研修会が実現しました。
★JARTA https://www.jarta.org
★Travelife https://www.travelife.org
今回の受講は、海外からの旅人をもう少しお受けしたい、というビジネス上の動機も正直ちょこっとは有りますが、ほぼ全ての動機は、
●歩く旅のガイドや個人の歩く旅人(self guided walker)の支援を、地域で生業にする「次の世代」が出てきてほしい。そのために、彼らのための細径をつけていきたい。
●その生業が国際的にポジティブな評価を得るものになってほしい。
…という動機です。
国際的にポジティブな評価とは、自身の地域社会(文化、他産業、経済、暮らしぶり等々を包摂)や地域の自然環境に責任のあるもの・持続可能なものである、という点。
Travelifeによる評価や認証の鍵は、地域や自然環境だけではなく従業員や関わる事物について全ての面で「sustainable(持続的)」であるか否か、です。SDGsの考え方とも共通している価値観です。

研修会の参加者の顔ぶれは多彩で、「従来型の旅行会社」はほとんど参加しておらず、現地アクティビティ会社(例:ラフティング、サイクリングツアー)やDMC、DMO、外資系のインバウンドエージェント等。加えて、国籍も多様で、日本のツーリズム産業の地殻変動をあらためて認識しました。
Travelifeがツアーオペレーターに求めるものは、立脚している価値観や考え方がまさに弊社のベクトルと同じであることを強く感じましたし、既に実践している項目も多く、自信を得ることが出来ました。その一方で、とても小さな組織であることの非力さ、ネットワークの弱さ、ビジネスマネジメント上の持続可能性の脆弱さ、等々弊社の弱みを痛切に感じた2日間でした。
Discover Walksでは、
・実践出来ていることを更に磨き、その実績を重ねる
・不備不足に取り組み、一歩一歩改善する
ことで国際基準での評価を得たいと思っています。そう努めることが、将来世代への責任の1つ、だと考えるからです。
Discover Walks
~日本の里山里海を歩く~
代表 亀津淳司
https://www.discoverwalks-j.com
Discover Walks is a member of Japan Alliance of Responsible Travel Agencies(JARTA).
JARTA members believe that the responsible travelers and travel agencies always come first - and that means exceptional tourism products and exceptional services.