時流を掴み、CSRとして取り組む事業者は大小を問わず多くを占めるようになりました。特に、資本力や資金力のある事業者は、積極的な資本投下を行ったり、様々なNGO/NPOと協働したりして、大きなイニシアティブを発揮されています。そうすることで社会全体の価値観が変わっていくことの一翼を担っていらっしゃいます。
方や、Discover Walksは零細を極める事業者です。積極的な資本投下もNGO/NPOとの協働も望めない現実があります。(協働したいのはやまやまですが、見向きもされない。苦笑)
Discover Walksのレスポンシブル/サスティナブルへの取組みは「CSRの1つ、一環として。」ではありません。私たちの取る行動・姿勢の根幹から末端までの全てがレスポンシブル/サスティナブルであるべき、と考えています。
つまり、取組みは本質的なものであり、その行動・姿勢がレスポンシブル/サスティナブルなものから逸れてしまうようであれば、私たちは存在する価値が無い、と考えています。
Discover Walksのレスポンシブル/サスティナブルは、多くの皆さんが最も“ピン!”と来る自然環境や気候危機への眼差しはもちろんですが、それは柱の一つ、です。
では、他の柱は何か?
それは、地域(農山漁村)の持続と地域(農山漁村)への責任、です。
その地の自然条件に応じて多様な暮らしの営みが生まれ、工夫され、変化しながら続いてきました。多様な自然条件とその下での営みは、生産物、民俗・風習、文化、歴史、教育、人々の気質・気風…等々の多くの要素にも多様性を与え、結果、多様多彩な地域社会の姿へと繋がってきました。
2020年代初頭までのテクノロジーの発達は、どちらかと言えば、社会の均質性を強化しているように感じています。一方、社会が均質化していく中で多様性を失っていくことは歓迎するべきことではないでしょう。多様性こそが、レジリエンス(回復力、弾力、等の意)の根本的な要素だからです。
多様多彩な地域社会が存続してこそ、社会全体の多様性が維持され、直面する多くの課題・危機へのレジリエンスも担保される…と考えています。
それは、多様な個々人の存在を認め、尊重しあい、共に生きていくことにも繋がっているのです。
2021年9月14日
代表社員 亀津淳司
Discover Walks / Kyushu Experience Walks
医療や保健衛生、福祉など多くの方々の懸命さと真摯さに思いを寄せましょう!
今一度、ライフスタイルを見直す機会です。
Comments