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執筆者の写真Discover Walks

「特別な」体験?

COVID-19パンデミックの中にあって、ビジネスの維持や今後のビジネス展開のために、どの産業のどの事業者も懸命な取組みをされています。(Discover Walksは…、まだちょっと甘いかなあ…。そこが弊社の昔からのウィークポイント。苦笑。はい、イケてない経営者です。笑)

最近、インバウンド専業のいくつかの旅行会社からセールスメールやパートナー探し(九州エリアの提携先を探しています、的な。)のメールを時折いただいています。(そういう姿勢は見習わないといけませんね。苦笑)

その中で「貴社が提供できる特別な体験は何ですか?」というご質問をいただきました。

…正直、「どうお答えしようかな??」と逡巡しました。

以前のブログ(これからの「歩く旅(歩き旅)」の文化~後編~)でも書いていますが、

Discover Walksのguided walks(ガイド同行の歩き旅)は、

●南東アジアや北東アジアに共通の農文化や日本の自然環境に適応する中で育まれてきた暮らしの智恵や技術、営みとその地の自然が織りなす文化的景観(里山里海、里地)、歴史・民俗は多彩多様です。それらと出逢える、それらに気付ける、のは日本の農山漁村ならでは。そこを「ゆっくり&のんびり歩く旅(歩き旅)」こそ、日本ならではのスタイルだと考えています。

●Discover Walksとしては「滞在しながら」という要素を最も大切にし、重視しています。

通り過ぎるだけでは出逢いを見落としがち、機会を逃がしがち。何よりも、自らの日常とは異なる空間や時間の流れ=異日常に身をゆだね何もせずに過ごす、という体験の深み(=本質的な体験)が得られます。

…といった旅です。

結局、このように返信させていただきました。

「弊社の旅には、特別な体験やスペシャルなアクティビティは有りません。目の前にある日常の暮らしの様子や文化的景観、自然といったもの・ことから、その地での人と自然の関係性や背景を紐解くガイドウォークです。…ですので、万人受けはしないでしょうから、貴社のお役には立てないと思います。」 まあ、商売っ気が皆無&馬鹿正直な(アホな)返答だな…と我ながら思いつつ。

一方で、JARTAメンバー各社の取組みや各地のローカルガイド・アクティビティ事業者の皆さまを見聞する度に、弊社に欠けているものは「“解りやすい”特別な体験、具体的に(何かをする)アクティビティ」といった「楽しさ」や「解りやすさ」なのだろうな…とも感じています。

2020年夏、14年目ではありますが、まだまだ悩みや迷いの尽きない(苦笑)、径半ばのDiscover Walksです。

Discover Walks

~日本の里山里海を歩く~

代表 亀津淳司

Discover Walks is a member of Japan Alliance of Responsible Travel Agencies(JARTA).

JARTA members believe that the responsible travelers and travel agencies always come first - and that means exceptional tourism products and exceptional services.

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